師走の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
平素は当センターの運営にご理解とご協力を賜り、感謝申し上げます。
さて、皆様からのご寄附を原資に準備してまいりました「西宮すなご医療福祉センター記念碑設置事業」は、COVID-19感染症拡大の影響から大幅に遅れておりましたが、お陰をもちましてこのほどようやく記念碑が完成いたしました。
さる12月11日、当センター南側園庭に設置いたしました記念碑の除幕式を関係者一同で行いました。
本来ならば、ご寄附をいただきました全ての皆様にお披露目いたしたいところでしたが、COVID-19の感染状況を鑑み、法人関係者ならびに利用者ご家族の限られた人数で慎ましく挙行いたしました。
当日は師走の寒風ながらも晴天に恵まれ、参加者一同で完成をお祝いすることができました。
このような立派な記念碑を設置することができましたのは、皆様の温かいご篤志の賜物でございます。
ご寄附いただきました皆様に改めて御礼申し上げます。
当センターにお立ち寄りの折は、ぜひ記念碑をご覧いただければ幸いです。
今年はCOVID-19が猛威を振るい、感染対策を続けながらの厳しい運営の中、複数ご利用者様に対する職員による虐待行為が発生し、皆様からのご信頼を毀損することとなってしまいました。
今後は施設職員一丸となって、再発防止と信頼回復に向けて取り組む次第です。
創立50周年記念事業として完成した記念碑を目の前にして、改めてすなご創立の理念に立ち返り、重い障がいのある人たちへの支援を続けて参ります。
今後とも西宮すなご医療福祉センターへのご支援を賜りますようお願い申し上げます。
令和2年師走
西宮すなご医療福祉センター
院長 田中勝治