『療育祭』は17日(土)、いよいよメインの日。
天候にも恵まれ、中庭には大きなフラッグが掲げられました。
田中院長の挨拶で10時に開始。
午前はゲスト4組が各病棟15~20分の公演にまわってくださいました。
アカペラグループ6人組『Bubblys』さんは、利用者さんがよく知っている“泳げたいやき君”の曲などを披露してくださいました。
本当に楽器が無いのかと疑うくらいの迫力を間近に感じることが出来ました。
ハンドベルサークル『ピンクベル』さんは、6人×12本、計72本でのハンドベル演奏で、BGMに合わせて軽やかな音色を聴かせてくれました。
72本のベルという事もあって、音に深みが感じられました。AKB48など最近の曲もあり、自然と体でリズムを取りたくなる、そんな時間が過ごせました。
ベリーダンス『アルワン』さんは、女性らしい鮮やかな衣装で、魅力的なダンスを披露してくださいました。全身を軟らかく使っての演技と、魅惑の振り付け、そしてその表情に、利用者さん(特に男性?)は吸い込まれそうになっていました。病棟にパッと花が咲いたような時間でした。
合唱グループ『こぶし』さんは、14名という大人数でのきれいな歌声に、ほっとした雰囲気を感じることが出来ました。当センターの職員も加入するグループで、いつもとは違った職員の姿に、驚きの声もありました。息がぴったりで完成された素敵な歌声を届けてくださいました。
お昼休みはBGMも流れながらの療育祭用ランチメニューを楽しみ、同時に仮装をした新人職員が各病棟を回り、自己紹介をしました。
午後のフィナーレは中庭をステージにして、各病棟のベランダから2組の演奏を楽しむ形で行いました。
成人式にも来てくださった『CRUSH』さんが療育祭にも来てくださり、“カラーズ”で幕開け。ノリのいい軽快な曲に、すなごは早くも最高潮!3曲目の“ONE”では手話の振り付けも楽しみながら、気付けばあっという間の
時間でした。
どこからともなく起こるアンコール・・・
お忙しいにもかかわらず、応えてくださいました。ポスターも沢山いただき、またCRUSHファンが増えました。
続いては『鼓スモス』さんによる和太鼓の演奏です。
威勢のいい掛け声とともに、迫力のある太鼓の音がすなご中に響きました。
2曲目“ぶちあわせ太鼓”は、奏者どうしがタックル(?)しながら太鼓を取り合うというストーリー性のある曲で、会場は声援や拍手で沸いていました。
鼓スモスさんも激しい演奏にもかかわらずアンコールにも応えてくださいました。
また、ご家族のお子さんが太鼓を叩きたくなって飛び入り参加するシーンもあり、和やかな雰囲気も味わえました。
そして、今年の療育祭委員長の挨拶、合図とともに全員でクラッカーや紙テープを飛ばし、閉幕しました。
テーマ、「すなごアワー 歌って、踊って、笑って、いいとも!」
で行われた、あっという間の療育祭。多くの方の協力もあり楽しく過ごせました。
中庭は最後、お決まりの掛け声で締めくくり。
「また、来年の療育祭も、楽しんでくれるかな!?」
「いいともー!!!」
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