私たちは昭和35年、財団法人「赤い羽根療園」の付属施設としてスタートしました。児童用の病棟で重症心身障害児の療育に取り組んできたのです。
やがて重度の障害児に対して適切な医療と教育を求める声が高まる中で、昭和42年に兵庫県下初の「重症心身障害児施設(70床)」となりました。
その後、定員を180床まで増やし、現在は社会福祉法人甲山福祉センターの一施設となっています。平成に入ってからは施設の改修を行い、同時に在宅障害児(者)の支援のために短期入所や通園事業、外来診療などを開始しています。
そして平成22年、「西宮すなご医療福祉センター」と名前を改め、より地域のさまざまな要望に幅広く応えていける施設づくりに努めていきます。