卒業年 昭和55年(1980年)
診療科 小児科・小児神経科
専門医資格
日本小児科学会専門医 日本小児神経学会専門医 日本てんかん学会専門医
臨床神経生理学会専門医(脳波分野、筋電図・神経伝導分野)
主な担当分野
小児神経疾患全般の診療、ダウン症候群の診療脳波、筋電図・神経伝導速
度などの電気生理学的検査の実施と判読
大阪市立大学小児科に在籍中より、てんかんを中心とした小児神経疾患全般
の診療に携わってきました。
特に、脳波や脳磁図(MEG)、筋電図・神経伝導速度検査などの電気生理
学的なアプローチを中心に臨床研究を行っていました。
そのような中で、重症児の診療に関わること多く、早期より医療的ケアの問
題に取り組んできました。
大阪では、大阪府医師会勤務医部会の小児在宅医療システム検討委員会の委
員としてマニュアルを作成するとともに、特別支援学校の校医として学校に
おける医療的ケアの普及に関わってきました。
また、30年以上前から大阪養護教育振興会幼児教室の方々といっしょにダ
ウン症の早期療育に取り組んでおり、療育に関連してダウン症児の健康管理
のための外来を開催しています。
ダウン症児の赤ちゃん体操に合わせて、多職種による学習会も開催していま
す。
現在は、法人理事長の役職にあり、法人の他部門の力も結集して、重度の障
害をもつこどもたちも生涯にわたって安心して地域で生活できる地域共生社
会を目指しています。